あらしま読書感想文

読書した感想を書いていきます。

#明日君と走る (他4作品)

友達の待ち合わせに遅れてその間に死んだ優花を気にして都は陸上部を休む。自分が幸せに生きていいか葛藤する中で有川と仲が深まる。
部活を休むことによって友人関係が変わる。自分自身の走りたいという気持ちを押し殺しながら生活する日々。友達の母、有川、水嶋、カンナ、夏のキャンプ色々の人々の想いを受けて、主人公は自分の葛藤を乗り越え自分の答えを見つけ出す。
 
自分の感情がコントロールできずにひどい対応をしてしまうのは自分以外にもいるのだなと思った。
有川の気持ちにまっすぐなところがすごい。都も有川もすごい人だがそんな人でも普通の人と同じような悩みを抱えている。その悩みに対してどうアプローチするかが、普通とすごい人の違いだと思った。そして、いい選択をするためにはいい出逢いが必要なんだとも思った。
 
奴隷のしつけ方(ジェリートナー)
 
奴隷をどう管理していたか書かれていた本。
時代によって奴隷の扱い方が違っていたり、主人によっても奴隷の管理方法が違っていた。
奴隷をよく働かせたいなら、まず働き者そうな奴隷を選別すること。つまり買うときに体に傷がないか逃亡癖がないか、病気、犯罪歴がないかなどを知る。
そして、希望を与える。根気よく働けば解放奴隷として自由が与えられる。真面目に働けば報われるという希望がなければ奴隷は働く意思を失くし生産能力が下がる。
また、恐怖でコントロールする必要もある。主人には絶対服従で良くないことをすれば罰を与える。被害の大きさによって罰の大きさも判断する。
飯は労働の重さで変える。
またサボりか病気かはちゃんと見極める。
さらには任せている仕事場所に足繁く通い、その労働場所の秩序を保つことが大事と記されていた。
奴隷に子供を産ませることや、成果に応じて報酬を出すと奴隷は希望ややりがいを見出し一層仕事にやる気を出す。
 
巻末に現代における労使関係が奴隷と主人ならば現代人はサボりや横領をして歯向かうべきだと説いていたがそれは組織を乱すだけで古代でいえば罰が待っているだけのハイリスクな行動だと思う。
もし働いていて解放奴隷になれるのならそれを待って働くほうが堅実だし、解放奴隷になれる展望がなければ逃亡の勝算がある日まで虎視眈々と待ち続けたほうがいい。
なんにせよ、「働く」ための原動力は希望がなければ発生しないと感じた。
アウシュビッツ収容所の夜と霧にも書かれていたがこの希望がなければ人間は生命力を失う。だからこそ、自分がもし奴隷ならどの主人に就くべきか、また主人がいるならその主人が信用できるか。その主人のもとなら奴隷としてどう生きれば希望を抱けるか考えることで、「働く」ことに対して原動力がでてくると思った。
 
「依存症」社会(和田秀樹
 日本は依存性ビジネスが流行っている。パチンコやソシャゲ、味の濃い家系ラーメンなどの刺激の強いものを提供しリピートさせる。日本人は質素倹約な性格であり、支出はしないが刺激の強いものに対しては支出せざるをえない。依存させるビジネスはほかのビジネスに比べて確実に儲かるので発展する。そうして日本は依存症だらけになった。
その依存症ビジネスが発展する環境作ったのは日本のマスメディアによる影響が大きいと筆者は述べていた。
 依存によって国民の勤勉性が失われ知力が下がると嘆いていた。たしかに勉強にやる気は出ない。
やりたくないのは依存させようとするゲームやテレビのせいなのか
自分が依存とは思っていなかったラーメンやテレビゲームなども深刻な依存症に関連していると感じ、自身の行動を改めて考え直させられる本だった。
知識低下によって国力が下がるのはカッコ悪すぎる弱り方なので努力が必要だな、自分から勉強を始めないととも思えた。
少子化で大学受験が簡単になってると書かれていて少しショック。そんなに簡単になってるのかな.。
 
春、死なん。(紗倉まな
 AV女優の紗倉まなが描く、老人の話。
かわいい女の子が描く老人は共感できることが多く、中身はみんな一緒なのだなと思った。
 
最貧困女子
知的障害、精神障害があると貧困になりやすい。
そして行政の知識不足(制度の縁)や家族支援の有無(家族の縁)、友人関係の有無(地域の縁)で貧困環境がさらに変わる。
さらに精神障害発達障害知的障害があるとこれらは加速的になる。

パラサイテック

主人公の父がモーテルに怪物を飼っていて、主人公jcは人間をモーテルに連れてきてエサとした。
そのくせに、やっぱり人殺しはできないと言いつつ、いざ怪物のことが他人にバレると男を殺しだし、何故かモンスターを妊娠して産み続ける女は守るという謎行動をしてまったく共感ができない。
主人公の女好きっぷりに嫌気がさす作品。
オチも女二人に見捨てられる主人公が苦しみながらどっかいくというだれも救われないエンドだった。

ずるい人が周りからいなくなる本(大嶋 信頼)

対処法が遺伝子コードを唱えるなどおもしろいやり方が書かれていた。新しい発想を与えてくれるいい本だった。

 

嫉妬が消える本の人と同じ人でびっくりした。嫉妬は見下しから発生すると書かれていてそうだとしたら見下してる自分の厚かましさで嫉妬が少しなくなった気がした。どちらも良い本でした。

仕事ができる社員、できない社員(吉越 浩一郎)

 この本を読んでいかに自分が仕事ができない社員の考え方をしているか、痛いほど思い知らされた。この本はスラスラ読み進めることができず、ページをめくって読むほどできる社員のような考え方をしていない自分に嫌気が差し、本を閉じることが多々あった。苦しい思いをしてるということは成長しようとしている証だと思い何とか読み終えた。この本の中で上司が「お前なんかにできるわけないと思ったよ」と笑っているシーンがある。そこで「この野郎、負けてたまるか」と歯を食いしばって努力することでその仕事に見合った力をつけることになる。自分は看護学校で不合格を突き付けられたとき反骨精神で立ち向かうどころか向いてなかったと辞めた。剣道部のときから試合で負けていても仕方がないと受け入れ、ただ部活に通っていただけであった。そこでどうやれば勝てるか?と工夫すれば努力して力もついたかもしれない。もっとできる人間になりたかった。読み終わって胸が痛い。自分の思考が全部ダメ人間と言われているようだ。スキルをつけようと思ってもうまくつかない。学校のときみたいに挫折したらいやだ辛い。このままだとマイナスで終わるのでこの本で学んだプラスの要素をつけていく。

①机の上を整理する。

②何故を3つ考える。

③誰になんと言われようと、自分が成長できる、意味がある、やりたいと思ったことはやり続ける。人の言うことや反応を真に受けすぎないこと(特にだれが書いたかわからない掲示板サイト)。

これを念頭にして、できる社員・人を喜ばせる人になりたい。

 

追記

今、振り返ると「もっとできる人間になりたかった」とここでもうがんばることを放棄していた。なりたかったと過去の自分を悔やむのではなく、これからなる!と自分で変えていける成長していけるところを重点的に考えたほうが生産的である。前のままだとなにも変わらずただ時間だけが過ぎていく。

昔から人を喜ばせたいと考えていたんだなと思ってちょっとうれしい。

100%好かれる1%の習慣(松澤 萬紀)

CAからマナー講師になった松澤さんのエピソードからいろいろなアドバイスが載っている。CA時代のお客さんからクレームを受け、人との良い関係の持ち方を学んでいた。こうすればいいかな?と自分は感覚的に理解してるが、筆者はそのことを文章にして明確に説明しているのですごいと感じた。

(2020年前に記録?)

アイドル受験戦記(菅 なな子)

 中学生の筆者がSKE48オーディションに見事合格。その後、アイドルと高校生活の両立が始まり、私はその目まぐるしい生活ぶりにを見てただただよくできたなあと思うばかりであった。

高2のときに大学受験を決意してから朝から晩まで予備校に缶詰で勉強しているところは私にはできないと思った。とんでもない努力家。

 

また、筆者の気持ちの切り替え方が良いと思った。

 

コンサートに自分が行った場合、アーティスト見にくい良い席とれなかったーとネガティブな気持ちになるが、菅さんの場合は本人が目の前にいることでエネルギーをもらい明日をがんばろうと力にしていた。

テストでいい点でなかったときは自分なら「あれだけ頑張ったのに」と悲しくなるだろう。しかし菅さんは「次頑張ります」と切り替えが上手なのだ。エンジンのスタートの仕方がいい。

(2020年より前に書いた感想?)

 

追記

今、思うことが当時の自分がネガティブで自分はなにをやってもダメと自信が喪失していたんだなと感じた。やる前から諦め、できない自分を信じ続けていた。いろいろな出会いがあって少し頑張りたいと思ってるので成長したと感じた。