あらしま読書感想文

読書した感想を書いていきます。

仕事ができる社員、できない社員(吉越 浩一郎)

 この本を読んでいかに自分が仕事ができない社員の考え方をしているか、痛いほど思い知らされた。この本はスラスラ読み進めることができず、ページをめくって読むほどできる社員のような考え方をしていない自分に嫌気が差し、本を閉じることが多々あった。苦しい思いをしてるということは成長しようとしている証だと思い何とか読み終えた。この本の中で上司が「お前なんかにできるわけないと思ったよ」と笑っているシーンがある。そこで「この野郎、負けてたまるか」と歯を食いしばって努力することでその仕事に見合った力をつけることになる。自分は看護学校で不合格を突き付けられたとき反骨精神で立ち向かうどころか向いてなかったと辞めた。剣道部のときから試合で負けていても仕方がないと受け入れ、ただ部活に通っていただけであった。そこでどうやれば勝てるか?と工夫すれば努力して力もついたかもしれない。もっとできる人間になりたかった。読み終わって胸が痛い。自分の思考が全部ダメ人間と言われているようだ。スキルをつけようと思ってもうまくつかない。学校のときみたいに挫折したらいやだ辛い。このままだとマイナスで終わるのでこの本で学んだプラスの要素をつけていく。

①机の上を整理する。

②何故を3つ考える。

③誰になんと言われようと、自分が成長できる、意味がある、やりたいと思ったことはやり続ける。人の言うことや反応を真に受けすぎないこと(特にだれが書いたかわからない掲示板サイト)。

これを念頭にして、できる社員・人を喜ばせる人になりたい。

 

追記

今、振り返ると「もっとできる人間になりたかった」とここでもうがんばることを放棄していた。なりたかったと過去の自分を悔やむのではなく、これからなる!と自分で変えていける成長していけるところを重点的に考えたほうが生産的である。前のままだとなにも変わらずただ時間だけが過ぎていく。

昔から人を喜ばせたいと考えていたんだなと思ってちょっとうれしい。